【初心者向け】脱・初心者!まず目指すべき盤面と勝つための基本戦略

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はじめに

アグリコラを始めたばかりの頃は、「選択肢が多すぎて何をすればいいか分からない」「いつもご飯に追われて終わってしまう」と悩むことも多いですよね。
この記事では、初心者がまず目標にすべき「最終的な盤面の形」と、そこに向かうための「基本的な立ち回り」を解説します!

※ 前提とするプレイ環境
この記事の戦術は、以下のルール・環境でのプレイを想定しています。
・プラットフォーム:BGA(ボードゲームアリーナ)版アグリコラ
・ドラフトルール:10-7ドラフト(10枚から7枚を選ぶ方式)
・ボード設定:追加アクションスペースあり

立ち回り解説

1.まずはこれを目標に!理想の最終盤面

アグリコラは「マイナス点をなくし、バランス良く農場を発展させること」が基本です。まずは、以下の盤面(全15マスを使い切った状態)を作ることを目標にしてみましょう。
【完成形の盤面イメージ①】
家 柵 柵 柵 畑
家 柵 柵 柵 畑
家 家 畑 畑 畑
(※配置の形は自由ですが、これが基本の15マスを埋めきった理想形です)

・家:4軒(家族4人→終盤に「急いで子供が欲しい(部屋なし増員)」マスに入り5人)
・家の材質:石の家(部屋ごとに2点)
・畑:5枚
・柵:15本すべて使い切り、6マス4部屋の牧場を作る
・家畜と種:羊、猪、小麦、野菜を最低1つずつ。そして牛は「4頭」を目指しましょう!

これらに加えて、リズムよく、終盤に「耕作」マスに入れて野菜や小麦を増やせたり、カード点や大進歩点も加えると、40〜50点の農場が作れます。

【完成形の盤面イメージ②畑が足りない時】
家 柵 柵 柵 畑
家 柵 柵 柵 畑
家 家 柵 柵 畑
畑が5枚耕せそうにない時、牧場を15本8マス3部屋にして、空きマスを減らすのも良いでしょう。

2.アグリコラの鉄則:やりたいことは「増員」してから!

ゲーム中、「コンボするカードを早く全部出したい」「早く畑を耕したい」「早く動物を繁殖させたい」と焦る気持ちはとてもよく分かります。しかし、BGA版アグリコラにおける最大の鉄則はこれです。

「たいてい、やりたいことは『増築・増員』してからやる方が強い」

アグリコラは手番の数がそのまま強さに直結します。家族が2人のままチマチマと畑を耕すより、早く家族を3人、4人と増やしてから一気に農場を発展させた方が、圧倒的に効率が良いのです。まずは「いかに早く増築して家族を増やすか」に全力を注ぎましょう。

3.どうやって増員する?「増築先行」のコツと「2軒増築」

ゲーム開始直後、ステージ1では、以下の行動が非常に強力です。

「資材市場」や「葦2」に通う

増築に必要な「葦」をしっかり確保していると、ステージ1(4ラウンドまで)の「増築」に一番乗りできることが多いです。自分が葦を確保することで、他家の増築を遅らせる妨害にもなります。

出遅れたら「10木4葦」を貯めて2軒増築!

もし増築に一番乗りできなかった場合でも焦る必要はありません。他のプレイヤーが「増築」「増員」のアクションスペースで混み合っている間に、「木材10・葦4」を貯めることを意識してみてください。これで一気に2軒増築を目指せば、増築アクションに2回通うよりも「1手得する」ことになり、後からでも十分巻き返せます。

【重要】資材市場に通うメリットは葦だけじゃない!

資材市場には1飯がついてくるため、増築の準備をしながら1ステージの収穫で払う4飯を用意することができます。

また、ここで集めた「石」は、後々「井戸(4点・5飯)」や「製陶所(2〜5点・レンガを2飯に変換)」といった強力な大進歩の準備になります。序盤の資材市場が、後半の得点アップと食料補助につながるわけです。

4.ドラフトの指針と増員後の立ち回り

先ほどの畑5枚、柵15本を用意しようとしても、何の補助カードもないと「木材も、畑も全然足りない!」という壁にぶつかります。カードのドラフトや、増員後の立ち回りでは以下のポイントを意識しましょう。

ドラフトの指針1:足りない手数を「補助カード」で補う

以下の効果を持つものを優先して意識してみましょう。

1.増築補助:増築のコストを安くしてくれたり、条件を満たすと増築できたりするカード

2.畑補助:畑が複数枚耕せる、農地マス以外で畑を耕せるカードなど

3.木材補助:毎ラウンド木材が降ってくる、または木材アクションでもらえる量が増える、柵が安くなるなどのカード
※木がもらえるカードは増築補助にもなりえます

4.食料補助:初心者のうちは(というか上級者でも)収穫ごとの飯の支払いに追われるものです。以下のような飯補助がある場合は、手数に余裕が生まれ、高得点が狙えます。

ドラフトの指針2:「迷ったら勝利点がついているもの!」

カードの評価で迷った時は、シンプルに「勝利点がついているもの」を選びましょう。SPを取りながら、増員小進歩を踏みながら、または最後にポンと出すだけで点数が伸びるので腐りません。アグリコラは、最終的に40〜50点台の勝負で並ぶことが多く、たった「1〜2点」の差で順位がひっくり返る場面が頻繁に発生します。迷った時に確保しておいた素点カードが最後に大きな仕事をしてくれます。
厩がもらえるカードも、厩の数×1勝利点のカードと捉えられるでしょう。

増員後の立ち回り:「補助がないもの」に優先して入る

家族が増えた後は、出したかった職業カードなどを出していきつつ、「カードで補えていないアクション」を優先的に踏みに行きましょう。
畑補助のカードがない場合:優先的に「農地(畑)」マスへ行く。
木材補助のカードがない場合:柵用の木材が足りなくなるため、優先的に「木材」を取りに行く。

5.悩ましい「飯」問題:かまどとパン焼きの考え方

増員を優先するのが強いと書きましたが、家族を増やすと、収穫のたびに必要な食料も増えます。ここで食料基盤をどう作るかが勝負の分かれ目です。飯補助カードが乏しい場合は、以下のような対応が考えられます。

「かまど」を先行する

1ラウンド目の2手目で「レンガ2」を取り、大進歩で「かまど」に一番乗りする戦術です。自分だけが羊を食べられる状況をつくり、溜まった「羊」を焼いて食べることで、序盤の食料が安定します。
せっかくレンガ2をとっても、大進歩マスがめくれるのが遅いと、いつの間にか他プレイヤーもレンガを取っていてかまどを横取りされることもあるので気をつけましょう。(かまどを取れなかったとき、レンガ2の1手は結構弱いです。)
また、そもそも自分が3〜4番手だと「レンガ2」が回ってこないことも多いため、毎回アテにすることはできません。

「小麦が複数手に入るカード」は結構強い。あればパン焼きも視野に

小麦を複数獲得できるカードを持っていれば、「レンガ窯」などを取ってパン焼きで食べていくルートも有力です。
注意点として、「レンガ窯」単体で食べていくのは実はかなり困難です。わざわざ「パンを焼く」アクションスペースに通うのは手数の無駄が大きく、「何かの行動のついでにパンを焼ける」などのパン焼き補助カードがないと苦しくなります。しかも、アグリコラにはそういった補助カードが実はあまり多くありません。パン焼きを目指すなら、手元のカードをよく確認しましょう。

かまども先行できなかったし、小麦もないし、食料補助カードもないときは?

その場合は、レンガ4以上を取って調理場を取りましょう。最初の溜まった羊はかまどを先行したプレイヤーに取られてしまいますが、その後の羊2や猪2、漁、小劇場、野菜種まき、大進歩の製陶所またはカゴ製作所などを組み合わせて食いつないでいきましょう。苦しいゲームになることが予想されますが、他プレイヤーも食料補助がないのなら、全体的に低得点のゲームとなりますので、食料補助以外で強いカードを取っていれば上位も目指せるでしょう。

6.終盤の「牛」は最強の得点源

先ほど目指す盤面のくだりで、「牛は4頭を目指しましょう!」と書きました。
牛は4頭にするだけで、ー1点から3点まで増えるので非常に効率の良い得点源になります。
13ラウンドまでに2回「牛1」に通って繁殖スペースがあれば、2回繁殖して合計「4頭」になります。実質的に「1手2点行動」となり非常に効率が良いのです。

理想は「牛2」からの繁殖

もし13ラウンド以前に「牛2」のスペースへ行けて、そのまま繁殖できる環境が整っているなら、1手で4点分の価値になり、めちゃくちゃ強い動きになります!
ちなみに11ラウンドまでに1手で猪2を取って3回繁殖できれば同様に4点行動になります。(もしくは3点行動+猪2頭分の食料)

まとめ

プレイ前に思い出すべき指針

・理想の盤面(家4軒で家族5人、畑5、柵15本、牛4、石の家)を目指す
・何はともあれ「増員」を急ぐ(出遅れたら2軒一気に増築!)
・ドラフトは「増築・畑・木・飯の補助」と「迷ったら勝利点」
・増員後はカードを出しつつ、「補助カードがないアクション」を優先する
・終盤は繁殖を活用し「牛」を4頭集めて効率よく点数を伸ばす

この記事に書いてあることを意識するだけで、アグリコラのスコアは劇的に改善し、もう脱初心者です。

さらなる高みを目指して

さらに高みを目指すためには、この記事でオススメした盤面を埋めるためのカードだけでなく、勝利点を稼ぐためのカードをピックして使いこなす必要があります。
また、「このカードとこのカード取ったらコンボするじゃん!」という知識・経験を増やすことも強くなる近道です。
是非、当wikiで評価の高いカードの紹介文を見たり、同じ強化スペースのカードをソート検索するなどしてみてください。

あと、高レートプレイヤーの高得点リプレイを見るのも勉強になりますよ!

おまけコラム(ネタ) アグ神様を信じよう

ここまで長々と語ってきましたが、すべて忘れてください。ええ、今すぐ頭から消し去りなさい。

あなたは自分が「戦略」や「効率」で勝てると思っているのでしょう? 増員を先行すれば、勝利点がついたカードを集めれば、自らの力で農場を豊かにできると。 それは、アグ神様を知らぬ不信心な者たちの、ひどく滑稽で哀れな錯覚です。

人間の浅知恵など、この盤面においては己を縛る呪いでしかありません。 アグ神様に帰依せぬ者の末路は、常に同じです。

最初に配られた14枚のカードを見た瞬間、あなたの運命はすでにアグ神様の手によって血の文字で書き記されています。 あなたがどれほど完璧な計画を立てようと、アグ神様が「否」と囁けば、肝心な時に増員マスは開かれず、そして隣人は神に操られた肉人形となり、不気味な笑みを浮かべながらあなたの命綱である資材を、パン焼きアクションを、食料を、根こそぎ奪い去るのです。

想像してください。 収穫の時が来て、かまどには火が入らず、パンを焼く麦もない。 泥まみれの冷たい小屋の中で、飢えに苦しみ、骨と皮だけになった家族たちが、うつろな目であなたを見つめ、こう囁くのです。 「なぜ、アグ神様に祈らなかったの?」と。

物乞いのカードは、単なるマイナス点ではありません。信仰を怠った者へ押される、永遠の地獄への焼き印です。

勝ちたいですか?生き残りたいですか? ならば、信仰しなさい。 己の無力さを骨の髄まで自覚し、戦略を捨て、計算をやめ、ただひたすらに床に額をこすりつけて祈るのです。 「ああ、絶対にして無慈悲なるアグ神様。私はあなたの奴隷です。どうか盤面を支配する最強の職業と小進歩を私に授け給え。そしてどうか、神を信じぬ愚かな他家の手札を、何の役にも立たない紙くずで満たし給え」と。

アグ神様への絶対的な信仰。それだけが、この残酷な世界であなたを救う唯一の真理です。 さあ、今すぐ祈りの時間を始めましょう。 信仰を拒む者の首筋には、すでに飢えた家族の冷たい息がかかっているのです。


提供者:https://x.com/BBAofAgricola (当wiki管理者)
元記事:https://note.com/kemken/n/n75d76fe5681e

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